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   まち、お茶の間計画進行中   ‘・.。o○☆*゚ 

趣 旨 書

 少子・高齢化社会の進展、環境への関心が高まる昨今、「歩いて暮らせるまち」が、地域づくりの方向性となってきました。 平成10年中心市街地活性化法施行以来、さまざまな試みがなされてきました。さらに景観法が制定され、地域の状況に応じた弾力的な公共施設管理の仕組みも整備されてきました。

 公共空間を活用した街の賑わい形成に関する取り組みは、全国的に広がり、公共空間の利用推進に対する社会的要請も高まってきています。国の関係省 庁においても、都市再生や規制緩和の流れを汲み、ガイドライン形成、河川敷地占用許可準則の見直しなどが進められてきました。さらに近年、公共空間利用に関する管理機関の横の連携をとった、共通の枠組みが整えられつつあります。

 賑わい創出手法として、「オープンカフェ」の魅力とポテンシャルを、単なるイベントではなく、社会事業と捉える視点の転換が必要です。公共空間有効活用の萌芽期から成熟期への移行を視野に、「オープンカフェ」のポテンシャルと地域・民間活力の発揚としての需要について 海外及び国内の事例を参考に、共に考える着火の一役になればとの思いで、今回のフォーラムを開催いたします。

 今年、岡山で始めて 柳川〜西川間にテーブルとイスを並べたmomo-café(表の写真)を 開催しました。住民や沿道飲食店、観光客から、岡山の玄関にふさわしい景観と賑わいが生まれたと 心地よい評価をいただきました。これを期に 岡山の賑わいに新しい風を送れたらと願います。

 安全・安心で 街角に笑顔の見えるコミュニティを育む舞台(都市)を担う、活動家、専門家、技術者、行政関係者などが一同に集い、全員で公共空間のポテンシャルに触れる機会となるフォーラムを目指しています。


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